メモ帳

本読んだりゲームしたり。どんなことを思ってたか後で思い返すためのやつ

ふゆくる感想01 OPから名探偵を始めるまで

ざっくりした流れだけ見ると、
夕陽が初対面の女子に迫られまくって水名が辱められて生徒会長と菊間が百合で双子が病み気味で夕陽としほんがラブラブでキャッキャうふふワールドじゃねえかみたいな感想になるんですけど。
正直ぼくは百合とかレズは得意分野じゃないからあんまり興奮しないんですけどね。
そこは立派な物をお持ちの彼女(暫定)に期待でしょうか。

まあそれはそれとして、真面目に読むと結構たくさん情報が提示されているような気がするし、キャッキャうふふワールドも必要な要素なのでしょう、きっと。


舞台
成長と老化を繰り返して天才を目指す学園
成長と老化のサイクルをカーネーション、1年を輪と呼ぶけどリインカーネーションのもじり?時間が経ちすぎて元の意味が変質しちゃったとかそんなんかしら。
補陀落山とか出てくるから仏教寄りのハナシかと思ったけどリインカーネーションとか進化論とか出してくるとなるとオカルト生物学みたいなハナシになるのかな?とか色々勘ぐっちゃう。
寒冷化が進みつつあり300輪後には地熱発電が停止して滅亡しそうな世界観は、春のちょっと前を思わせる。冬だし。ちょっとどころじゃないか。
成長と老化の繰返しと言えば宇宙編、世界が終わってまた始まるのは未来編。火の鳥は名作。

 

空丘夕陽
彼女(暫定)について特筆する点は、男性的であることと、チェスを終わらせようとしていること。
ち○こがついている、暴力的な雰囲気を纏っているなど、男性的な面が強調されてます。やたらモテたあげくにストーカーに性行為を強要されたり、逆に降伏します好きにしてって言われたりするのは、男性が存在しない世界に突然男性が発生した時の女性陣における反応の両極端ってことなのかなと。
チェスを終わらせたいと考える動機は、天才にならない限り卒業できず永遠に世界に閉じ込められ続けることへの不満によるものか。この世界は壊せない、なら別の世界を壊しちゃおう。で白羽の矢が立ったのがチェスの世界。

霜雪しほん
夕陽ラブで両想いの恋人。夕陽になら何をされても良いと言い張る愛が重い子。
月角島の事件を解決するために夕陽を名探偵に誘い、断られ、翌日死亡。
名探偵の誘いを断られる際に知り合いではないことを理由にされてたけど、これ探偵をやらせるための狂言自殺なんじゃねえの。
あと他の女性は夕陽にエッチなことをされることを望むようだが、しほんだけは夕陽がエッチなことをされることを妄想して興奮するらしい。しほんだけは夕陽を女性としてみているのかはたまた精神的には男性でしかもホモなのか。受けも攻めもいけますってか。ここは地獄か。

熾火澱
熾火は炭や薪の芯が赤熱してる状態、澱(よどみ)は水の流れが滞っている状態のこと。人の名前の由来など一々考えても誰も幸せにはなれないのではないか。
悪質なストーカー。やりたい盛り。
ナイフでも無いとちょっと対抗できそうにない夕陽に対してナイフで脅して性行為を迫るというのはちょっとマトモではない。ただ欲望に忠実な行動様式と合わせて考えるとそれは、戦いに勝ったものが相手を食らう弱肉強食という思想、プリミティヴな狩猟本能に突き動かされてのものなのかもしれない。原始人。

月角島ヴィカ
夕陽に迫ったり迫られてビビったり水名を凌辱したり死んだりする。
ちょっと何考えてるか分からないけど性格的には熾火と対応する形になるのかな。
卒業するための条件や卒業するとどうなるか、なんで殺人鬼が人を殺すのかたぶん全部知ってる。
この人が夕陽とチェスの話をして方針を決めちゃったことがきっと事件の発端。

水名とりねこ
星の夢を見たら尻の穴をほじられて目覚めてしまった子。
素直に見れば、卒業の要件を満たしてしまっていたことを知られて強引に矯正されたことになるのか。
夢が卒業に影響?電波ちゃんかな?

菊間塔子と会長
舞台設定に関する発言多めであとはくんずほぐれつ。エロ担当?

宇賀島ユカリとベルリン
職業殺人鬼と救護班長。じゃこ天で有名なのは宇和島。宇賀島水軍?
殺す子と蘇らせる子ってことで、物語の深い部分に関わってそう。
ユカリは恐らく、卒業要件を満たした子と、重大犯罪を犯した子を殺す役割を持っている。
ベルリンは死んだ子を蘇らせる役割を持っているが、卒業要件を満たした子は恐らく蘇らせないもしくは蘇らせても学園には戻さない。
卒業要件は何なのか、卒業するとどこへ行っちゃうのか?卒業にまつわる秘密は今後気になるところ。